wind-farm’s diary

多分ただの日記

なんかムカつくな

今日、YouTubeで大谷選手の記者会見を見た。自分は彼が嘘をついてるとは全く思わないし、彼にそのメリットがあるとも思わない。まあ本当に知らないところで起きてたことなんだろうな。

「友達のために借金を肩代わりした」というシナリオを信じてる人が結構多い気がするけど、自分は「他人がギャンブルで作った多額の借金の肩代わりを引き受ける人間がいるか?」って思う。普通そんな相談されたら「お前、ふざけんな。今日からお前とは友達でもなんでもない。俺の前から消えろ」ってなるんじゃないか?

同じ借金でも例えば事業に失敗したとかだったら場合によっては助けることもあるのだろうけど、ギャンブルは話が違う気がする。そんな金二度と返ってこないし、一度助けたら二度でも三度でも助けることになりそう。

 

大谷選手は確かに超が付く金持ちで、彼の資産から見ればあの通訳の借金は少額なのかもしれないけど、それを「はした金」と思うのは赤の他人であって、本人にとっては大金は大金だ。大金が欲しくて選手をやってる訳でなくても、世界一の選手を目指して人生の全てを注ぎ込んで野球に打ち込んできた結果として得た対価だ。大資産の中の数%の額であっても彼にとっては大切なお金だと思う。

金に興味がないからといって、金の有難みや大切さを知らないわけではないだろう。だから彼はよく考えて自分で納得の行くとても価値の高いことに大金を惜しげもなく使う。そんな人が「友達だから」といって、「資産の中の僅かだから」といってギャンブルで作った数億円の借金の肩代わりするか?

「大谷は良いやつだから友達のために借金を肩代わりした」という話はちょっと彼をバカにしている気がして、なんかムカつくな。大谷はそんなバカじゃないだろ。